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(道路は大丈夫?)不動産の価値を左右する道路②

1.接道の幅員で不動産の価格が変わる!

近所の土地であっても、例えば土地にくっついている道路の幅員が6mの物件が1坪30万で売れていたとしても
くっついている道路の幅員が2mなら1坪20万以下なんてことも ザラにあります。
幅員2mといえば軽自動車が1台なんとか通るか?という位の道幅なので、建物を建てることはできたとしてもかなりの圧迫感はあります。
また、住宅地の場合向かいの建物との距離も近いので全体的に薄暗い雰囲気になってしまいます
ほとんどの人にとって不動産は一生に一度の買い物です。
私なら、多少高くとも道路幅員6mの物件を選びます。

2. 道路の名義は?

また、道路の所有者がどうなっているのか?
ということも重要になります。
所有者が都道府県や市町村などであればほぼ問題ありませんが、個人所有の私道の場合自分の持分があるのか?
ということも不動産の価格に大きく反映します。
私道が建築基準法の道路であったら、建物は建てられます。
しかし、“自分の持分がない=他人の土地”となるので仮に今、問題なく通行できていても 将来も問題なく通行できる保証はありません。
(ちなみに、当社の不動産担保融資の場合、私道で持分ナシは取り扱い不可としております。)
時々、何年も前に土地・建物を相続されているが私道の持分は見落としてそのまま相続されていないというケースもよくあります。
その場合、早めに相続登記されることをお勧めします。

借入は検討しているが道路のことはよくわからないという際などはこちらでお調べしますのでお気軽にお電話ください!!

永野誠志

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永野誠志