【よくある問い合わせ】夫婦共有持分のある土地建物

問い合わせで多いのが、自宅を夫婦で持分2分の1ずつ共有しており、配偶者に内緒で借入する事ができますかという質問です。

結論から言うと、配偶者の承諾両方の担保設定が必要です。

理由は配偶者1人の持分2分の1のみを担保設定した場合、その後の支払いが困難になり、競売まで進んだときに、物件の使用可能な部分が限られてしまう為、価値が著しく低くなり、競落人が現れない可能性が高いからです。

また売却時にも市場価格を大きく下回ります。

稀に他社のホームページで「持分だけでも大丈夫!」「家族内密でもOK!」など融資可能と謳っている所もありますが、基本的に金融機関は取り扱うことはありません。

上記の質問のような些細な事でも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。